血液検査の結果と考察


先日献血したのは、既報の通り。献血をすれば血液検査の結果を知らせてくれるのだが、その結果が送られてきた。過去3回分の結果と共に、自分の健康状態と身体能力を分析する。

最初の献血は、2010年7月8日に行った。このときはまだ自転車を始める前で、当日の体重は約63kgだ。

2回目の献血は、自転車を始めて約半年後の2014年5月26日で、ハルヒル2014の直後(8日後)だ。、当日の体重は57.20kgだが、8日間で3.15kg (0.39kg/day) 体重が増えている(←フラグ)。

そして今回は2015年11月25日。ツール・ド・おきなわ2015の17日後、当日の体重は55.70kg、17日間で3.75kg (0.22kg/day) 増加と、2回目の献血時より緩やかな増加だ。

生化学検査成績

まず、生化学検査成績を見ていく。

ALT (GPT): 基準値 8~49IU/L

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肝臓に最も多く含まれる酵素です。肝細胞が破壊されると血液中に流れ出すので、急性肝炎で最も強く上昇し、慢性肝炎や脂肪肝(肥満)などでも上昇します。激しい運動の後に一過性の上昇がみられることもあります。

この値が高いと、肝臓にダメージを受けている可能性がある。去年の結果は基準値を上回って、医療機関への受診を勧めるマークが付いていた。

しかし原因は明らか。8日間で3.15kg増という暴飲暴食w また、前日にジャイアントストア大阪の朝練に参加しており、割と激しい運動を行っていたことも影響しているかもしれない。

今回の献血では体重の増加率が緩やかだったので、そこまで上昇しなかったものと思われる。

γ-GTP: 基準値 9~68 IU/L

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肝、胆道、膵、腎などに多く含まれる酵素です。上昇する疾患は閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などです。病気がなくても長期飲酒者では上昇することが多く1カ月ぐらい禁酒するとある程度正常化します。

特筆すべきことは無い。飲酒しないから当然か。

総蛋白 TP: 基準値 6.6~8.2 g/dL

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血清中には80種類以上の蛋白が含まれ、種々の機能を持ち、生命維持に大きな役割を果たします。その総量を総蛋白として測定しています。

基準値圏内だが、前回の献血と比較して上昇している。

過度のダイエットによって総蛋白の値が減少することがあるらしい。前回の献血は大会が終わってからまだ日が浅いことから、ダイエットの影響が残っていたのかもしれない。

アルブミン ALB: 基準値 4.0~5.1 g/dL

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血清蛋白の50%以上を占めるアルブミンは、病気などで栄養が悪くなると減少するため、健康診断のスクリーニングとして大きな意味があります。

前項目と同様、基準値圏内だが前回の献血と比較して上昇している。やはり、過度のダイエットによって減少するようだ。

アルブミンが血液1dL中0.2g低下した人は、握力が平均で約6kgも下がったという研究結果があるらしい。なお、老化が云々という文脈で言及されているため、若い人にも当てはまるかどうかは不明。ソース論文の情報求む。

アルブミン対グロブリン比 A/G: 基準値 1.3~2.1

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血清蛋白はアルブミン(A)とグロブリン(G)に分けられ、その比率は健康な人では一定の範囲にありますが、病気によってはその比率が変化(主として減少)してきます。

何かしらの病気がある場合はこのバランスが崩れるが、ほぼ変動がない。総蛋白とアルブミン低下の原因が過度のダイエットである、という仮説を補強する。

コレステロール CHOL: 基準値 140~259 mg/dL

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血清脂質の一つで、一般に脂肪の多い食事を続けていると上昇します。また肝臓などで作られ、肝、胆道、腎、甲状腺の病気でその値が上下することがあります。血清コレステロールが多くなると動脈硬化を起こしやすいとされています。

コレステロールの値が前回から急激に増加w 基準値ぎりぎりである。

最初は暴飲暴食が原因かと思ったが、もしそうならば前回の結果でも上昇してるはずだ。いろいろ調べているうちに、総コレステロールは夏に低く、冬に高い傾向があるらしいと判明。

まぁ、変化率は常識の範囲内なので問題無し?

グリコアルブミン AG: 基準値 16.5%未満

糖尿病の検査の一つです。過去約2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では標準値より上昇します。標準値範囲内でも15.6%以上の場合は注意が必要です。

最初の結果から、上昇を続けている。

グリコアルブミンの値は、直近2週間の血糖レベルを反映するようだ。前回の検査も今回の検査も糖質制限を解除した後で食べまくっていたため、血糖レベルが上がったものと思われる。また、前回は糖質制限中と解除との期間がまたがっているため、今回よりも低い値になっていると考えられる。

血球計数検査成績

次に、生化学検査成績を見ていく。

赤血球数 RBC: 418~560×104/μL(男性)

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赤血球は血液の主な細胞成分で、酸素を肺から各組織へ運ぶ働きを持っています。

自転車を始める前が一番高いという残念な結果 orz

大会後の休養期間に検査している影響も考えられるが、そう簡単に赤血球数が少なくなるとは考えにくい。

ヘモグロビン濃度 Hb: 12.7~17.0g/dL(男性)

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血液の赤い色は赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)によるもので、赤血球の働きの中心となっています。

ヘモグロビン濃度も、赤血球数と同様、自転車を始める前が一番高い……。

ヘマトクリット値 Ht: 38.8~50.0%(男性)

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ヘマトクリット値は、一定の血液量に対する赤血球の割合(容積)をパーセントで表したものです。

ヘマトクリットも(以下略)。

これだけを見るといかにも持久力が低そうに見えるが、実際はそうではない。からくりは、次の項目にあった。

平均赤血球容積 MCV: 83.0~99.5fL

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赤血球1個の平均的容積、すなわち赤血球の大きさの指標となるもので、赤血球数とヘマトクリット値から算出したものです。

具体的な計算式は、以下の通り。

MCV=10 \cdot H_{t}/RBC.

ここで、MCVは平均赤血球容量 (fL)、Htはヘマトクリット値 (%)、RBCは赤血球数 (104/μL) である。

つまり、1個1個の赤血球が肥大化していたらしい。赤血球の絶対数が少なくなった一方、1個あたりの酸素運搬能力が高まっていたようだ。なお、持久力向上に関係していたかどうかは不明。

平均赤血球ヘモグロビン量 MCH: 26.8~33.5pg

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赤血球1個に含まれるヘモグロビン量を平均的に表したもので、赤血球数とヘモグロビン量から算出したものです。

この数字はほとんど変動していない。

平均赤血球ヘモグロビン濃度 MCHC: 31.7~35.2%

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赤血球の一定容積に対するヘモグロビン量の比をパーセントで表したもので、ヘモグロビン量とヘマトクリット値から算出したものです。

この数字もほとんど変動していない。

白血球数 WBC: 38~89×102/μL

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白血球は細菌などを貪食し、免疫情報を伝達し、さらに免疫能を発現して生体防御にかかわっています。細菌感染症があると一般に白血球数は増加しますが、ウイルス感染症の場合はかえって減少することもあります。

極めて正常範囲内。特筆すべきことは無い。

血小板数 PLT: 17.0~36.5×104/μL

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血小板は出血を止めるための重要な働きを持ち、この値が極端に減少すると出血を起こしやすくなります。

こちらも極めて正常範囲内。特筆すべきことは無い。

まとめ

血液検査は嘘をつかない、と言われる。最初はヘマトクリットくらいしか興味が無かったのだが、いろいろ調べると自分の過去の行動と検査結果が密接に連動していることがよく分かった。

会社などの健康診断であれば、より多くの血液検査の結果が載っていると思う。一度、自分の過去の行動と血液検査の結果を分析してみてはいかがだろうか。

血液組成の観点から見れば、まだ持久力を上げる余地はありそうだ。毎日ローソンの「鉄分とカルシウムが摂れる低脂肪乳」を飲んでるのに、あれでも鉄が足りてないのか……。安易にサプリメントに手を出したくはないが、どうしようw

最後に

本当に異常値が検出された場合は、素人判断せずに必ず病院で医師の診断を受けるようにしましょう。

何か間違い等がありましたら、BlogのコメントやTwitterにてお知らせください。よろしくお願いします。

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