TCR Advanced SL 2016 電動Dura-Ace仕様 Pioneerペダリングモニター付き

ついに……ついに来た! ロードバイクを始めて2年5か月、ようやく2台目となるニューマシン、TCR Advanced SL 2016年モデルを手に入れた。

購入に至った経緯

ここまでロードバイクにはまっておいて、2台目購入に至るまで時間がかかったのには、それなりの理由がある。

2013年8月に、初めてのロードバイクとなるDefy Composite 2013年モデルを購入した。当然最初は満足していたのだが、2014年にGIANTからPropelが発売されたとき、自分の中で状況が一変。まじで買おうかすごく悩んだ時期がある。

2014年モデルのPropel Advanced SL 3が48万(税抜き)でカラーが黒地に白/赤。私にとってとても魅力的に映ったのだ。しかし、Propelはエアロロード。私はクライマー。結局、自分の脚質に合わないと判断し、見送ることになった。

その後、次第にポジションが変化。Defyの特徴である長めのヘッドチューブに悩まされるようになる。結局、-30°ステムでハンドルを無理やり下げるという変態仕様に落ち着いたが、この頃から本気で2台目のロードを探すようになる。

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見よ、この変態仕様を……!(自分で言うな)

2014年、TREKからEmondaが発表される。当時完成車世界最軽量のEmonda SLR 10は、クライマーである自分にまさにぴったりだと感じた。まじで買おうかすごく悩んだ時期がある(2回目)。だが値段が……。グレードを下げたとしても、とてもじゃないけど手が届かない。予算の関係で、これまた見送ることとなった。

そして2015年、GIANTがNew TCRを発表。New TCRの存在は公式発表以前から知っていた。UCIワールドチームのGIANT-ALPECINがNew TCRを駆っているのを中継で見ていたし、シモン・ゲシュケのツール・ド・フランスステージ優勝トム・デュムランのブエルタでの活躍が、あまりにも印象的だった。これだ! これしかない!(元々GIANTユーザーだし)

結局、注文が少し遅かったため納車がこのタイミングになってしまったが、今年のレースには間に合った。

ニューマシン詳細

TCR Advanced SL (2016) XSサイズ

購入したのは、TCR Advanced SL 1 (2016) XSサイズ。元々は電動Ultegra仕様である。なぜこれを選んだかというと、まず電動Dura-Ace仕様であるTCR Advanced SL 0にXSサイズが存在しなかったこと、また、色がとても気に入ったからだ。

注文入れてからしばらくして機械式Dura-Ace仕様のTeam Issueが発表された。値段も破格。よっぽど今の注文を取り消して乗り換えてやろうかとも考えた。しかし、やはり色が気に入っていたのでそのまま待ち続けることにした。結果、Team Issueを購入したチームメイトと被らずに済んだw

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ちなみに購入したお店は、いつもお世話になっているジャイアントストア大阪 (GS大阪) だ。

コンポーネント: Dura-Ace Di2

先ほども述べたように、TCR Advanced SL 1 のコンポーネントは電動Ultegra仕様だが、そのUltegraを全部引っぺがして電動Dura-Aceに乗せ換えた。ちなみに、フロント53-39T、リアスプロケットは11-28Tである。

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BBやプーリーは他社製品のものを使おうかとも思ったが、まずはDura-Aceの性能を見極めてから導入を検討しても遅くないと思い、見送った。

ペダルもDura-Aceグレード。今回、ペダルだけは海外通販で購入した。WiggleやCRCは使ったことがあったけど、1番安かったMerlin Cyclesを初めて利用。ポンド安のタイミングを逃さず、お値段\16000以下なり。安い。トラブルなく1週間程度で届いた。

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ホイール: GIANT SLR0(完成車付属)

完成車付属のGIANT SLR0 WheelSystemは、GIANT純正完組クリンチャーホイールで、前後併せて1331g(カタログ値)とかなり軽量だ。今まで決戦用ホイールとして使ってきたWH-9000-C35-TU(チューブラーホイール)が1362gなので、それよりも軽い。今後のインプレッションにもよるが、おそらくレースでもこれを使うことになるだろう。

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その他コンポーネント

ステムはXSの完成車で80mmが付いてくるのだが、流石にそれを使うとポジションが出せない。今回は 、アルミ製のCONTACT OD2 STEM 110mmを用意してもらった。ポジションに納得がいけば、カーボン製のステムに変える予定だ。GIANT純正にするか、PRO製にするか、はたまた他のメーカーにするかは、全然決めていないが。

サドルなどその他コンポーネントは、完成車に付いてきたものをそのまま利用する。

パワーメーター: ペダリングモニター

パワーメーターはいろいろ悩んだ末、結局Pioneerのペダリングモニターに落ち着いた。選んだ理由は、やはり力のベクトル化が可能な点だ。データ分析好きにはたまらない。

ベクトルを記録するにはPioneer製サイコンが必要なので、当然SGX-CA500を導入。この機能を活かして、いろいろ記事をかけたらいいなぁ。

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ペダリングモニターに関しては、2016年2月7日現在、GS大阪は扱っていない。しかし、他店にいきなり持ち込むのは気が引けた。そこで、GS大阪と(個人的でもいいから)つながりがある方がいいだろうと思い、GS大阪現店長に大杉走輪を紹介してもらって、そこで取り付けた。

ファーストインプレッション

納車後、早速実走してその性能を試してきた。まだ1回しか走っていないので今後評価が変わるかもしれないが、とりあえず峠を含む46.5kmを走った後の感想を、素直に書くことにする。

まず注意して欲しいのが、私は今まで、Defy Compositeというホイールの剛性に負けてフレームがしなるような柔らかいロードバイクに乗っていた、という事だ。つまり、基本的にどんなバイクに乗っても軽く、硬く感じるのだw

ちなみに、私のロードバイクの試乗歴とその評価を書くと、以下のようになる。

ロードバイク 会社名 私の主観評価
Foil 20 2012年モデル SCOTT 乗りやすい。多分Defy Compositeよりは硬いが、そこまで差は感じない。
Propel Advanced SL 2014年モデル GIANT エアロの効果は感じる。とても硬いという感じではない。
Madone 7 2014年モデル TREK とにかく軽い。軽やか。軽すぎて硬さを感じない。良く進むバイク。
CARBONEX 2015年モデル YONEX 硬い。この硬さは異質。力が体にダイレクトに跳ね返る感覚。

率直な感想

TCR Advanced SL 2016年モデルの第一印象は、Madone 7の軽さとCARBONEXの硬さを足して2で割った感じだ。軽やかさはMadone 7に、硬さはCARBONEXに軍配があがる。New TCRは、そのちょうど中間に位置していると思う。

シクロワイアードのNew TCRに関する特集記事では、開発コンセプトが以下のように紹介されている。

重量剛性比、ハンドリング性能、快適性というレーシングバイクに求められる3つの性能をトータルで向上させ、それらを高次元でバランスさせたことが特徴である。

私が感じた印象ととても一致することに驚いた。相当前にこの記事は1回読んでいるが、その内容などすっかり忘れていた。非常に納得のコンセプト、そして完成度だ。

西田橋~勝尾寺TT 11分37秒 300W 5.5W/kg

登坂性能を試すため、今年に入って初めて山に行ってきた。目的地は勝尾寺。自己ベストは、昨年11月にDefy Composite+RS-21ホイールで記録した11分12秒である。

走行の様子はこちら。

途中でアクションカムのズレを直す精神的余裕はあったものの、いかんせん疲労のせいで脚が重かった。コース中盤で黄金のタレが発動してしまう。それでも後半粘って、最後はもがいてゴール。

結果、11分37秒と自己ベスト更新はならず。軽量フレームのアドバンテージよりも体の疲労というディスアドバンテージの方が上回ってしまった。残念! しかし、この寒い時期にこのタイムなので悪くはない。

ホイールの性能に関しては、正直よく分からない。これはもう少し乗り込んでから、改めて記事にしようと思う。

パワーは、ほぼ予想通りの数値だった。パワーメーターを使い始めたばかりなのでブレが生じているかもしれないが、使用1発目でこの数値は素晴らしい結果だ。

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勝尾寺区間の平均を載せてみる。脚が重いことを脳が察知してか、ケイデンスがやたら高い。また、やはりと言うべきか、引き足にネガティブトルクが多少発生していることが分かる。

ケイデンス95rpmでペダリング効率59%って高いのかな? これから、こういうデータを蓄積できるかと思うとわくわくしてきた。これからは、パワーメーターを最大限利用していきたい。

まとめ

TCR Advanced SL 2016年モデルは、GIANTが満を持して世に送り出した、バランスの取れた素晴らしい戦闘マシンだ。コストパフォーマンスにも優れているので、レースの決戦兵器を安価で探している人におすすめできるロードバイクだと思う。ペダリングモニターも、トレーニングを楽しくするツールになるだろう。なんでもっと早く買わなかったんだろうなw

ところで、高剛性のマシンに慣れていなかったせいか、脚へのダメージが半端ない。ローラーはこれからもDefyでやろうと思っていたが、しばらくは脚を馴らすためにもTCRでやろう。ローラー台付属ハッピーパワーメーターのなんちゃってパワーじゃなくて、リアルパワーも測れるし。

よって、最後はこの言葉で締めたいと思う。

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バイクタワー10の導入は、これの前振りだったのだw

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