ノルウェー滞在記(走行編)

ノルウェーの滞在記録を2回に分けてお送りしている。後半の今回は、トランジットで滞在したオスロと、実際に目的地でライドした感想をお送りする。

オスロ

今回の目的地は、ノルウェー第3の都市トロンハイム。首都のオスロから北へ約500kmの距離に位置している。日本からの直行便は無く、関西国際空港→ヘルシンキ→オスロ→トロンハイムと乗り継いだ。流石に1日で移動するのは仕事に支障が出るだろうということで、同行者とともにオスロで前泊することになった。

最近、世界各地でレンタルバイクステーションが設置されているが、オスロにも存在する。今回は時間の都合上利用することはなかったが、写真だけ乗せておく。

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また折角の機会なので、オスロ国立美術館にこれを見に行った。

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ノルウェーの画家、ムンクの「叫び」。子供のころ日本で見た記憶がある。何年ぶりの再会だろう。

トロンハイム

オスロを後にし、トロンハイムへ移動。この日も移動日設定だったので、特にすることはない。夜の間に自転車を組み立てて、次の日に備えた。

初走行

次の日の朝、初走行へ出かける。しかし、いきなりアクシデント発生。クランクが吹っ飛んで道路に投げ出された! しかも、後ろからバスが迫っていた! 危うく事故りかけた。あぶね~……。原因はねじの閉め忘れという、どこかに隠れたいくらい恥ずかしい理由だった。ともかく1度ホテルに戻って自転車を再調整し、再び外へ。しかし、すぐにタイムオーバーとなり、初走行は終了した。

ライド後はお仕事。初日はひたすらミーティングである。

ところで、なぜプライベートな時間が確保できると考えたのか、説明しておこう。今回、トロンハイムの方々とのミーティング&現地視察をしに行ったのだが、先方から送られてきたプログラムがなんと15時30分で終わっていたのだ。現地に行くまでは本当にこんなプログラムなんだろうかと疑心暗鬼だったのだが、ミーティング開始直後にちゃんと説明があった。ノルウェーでは、子供を迎えに行ったりする理由でこの時間に仕事が終わるのは、ごく普通のことらしい。うーん、この辺を日本は見習わないといけないんじゃないか?

ということで、本当にプログラム通り15時半に最初の日程が終了w 放り出された日本人一行は、当然観光する流れとなる。

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ニーダロス大聖堂。Wikiによると、ノルウェー最大の建築物らしい。確かにでかい。王の戴冠式はここで行われる。

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オーラヴ1世の像。トロンハイムを建設したバイキングの王らしい。ちなみに、滞在していたホテルから歩いて1分くらの距離にあった。

さて、とりあえず近くで見て回るものは終わったので(早い)、夕食までは休憩となった。チャンス。これは軽く走りに行くしかない。

走行2回目

集合までの時間が1時間もなかったので、夜に行こうと考えていたルートの下見へ出かけた。しかし、走り始めてわずか数分で前輪がパンク。えええ……。即ホテルへ撤退し、チューブの交換作業をして時間が無くなった。

ここで、軽くノルウェーの自転車事情を話しておきたい。ヨーロッパ諸国は基本的に右側通行で、ノルウェーも右側通行だ。しかし、その他の国と決定的に違うのは、日本と同様に自転車の歩道走行が認められている点だ。確かに、現地でも歩道を走る自転車がたくさん存在しており、日本とあまり変わらぬ風景だと感じた。一方で自転車道もたくさん整備されており、この点は日本と異なる。また、走っている車種は圧倒的にMTBが多い。MTB9割、ロード5分、残りその他という印象だった。

(あまり写真を撮るという習慣がないので、もっといっぱい撮っていればちゃんと伝わったのになぁ……。反省 orz)

走行3回目

夕食後、ついにまともに走るチャンスが訪れた。満を持してレーパンで出撃! 出国前に調べておいた、近くのよさげな山岳コースへ向かう。

ホテルを出てすぐ上りとなる。前にMTBで走る方がいたので軽くパス。なんだこのバイクは、みたいな目で見られた(気がする)。目指したコースのスタート地点はすぐに分かったので、早速登り始める。

コースプロファイルは距離4.2km、平均勾配6.2%と、割と勝尾寺に似ている。しかし、登り始めてすぐ気が付いたのだが基本的に一直線。ほとんど曲がらないw 赤城山の序盤みたいな雰囲気だ。序盤の勾配は緩く、後半にいけばいくほど勾配がきつくなる。14分13秒でゴール。やはりタイムも勝尾寺に近い。非常に良いトレーニングコースだった。

ゴール付近で記念撮影。

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ちなみに、まだ明るいが20時45分頃の写真である。21時を過ぎないと完全に真っ暗にはならない。緯度が高いことを感じさせる。なお、北極圏には入ってないので白夜にはならない。

一旦下山してから、コースの状況が分かったところで2本目。狙い通り1本目よりも強度を上げることができ、13分58秒でゴール。これでStravaのセグメントで311位(2016年9月19日現在)だ。いかに人気コースなのかがわかる。なお、1位は9分43秒。グランペール田中氏なら更新可能だろう。是非奪いに行ってほしい(無理)。

今回のライドは30.1kmと、そこそこの距離と時間を稼ぐことができた。満足満足。次の日に備えて、即就寝。

走行4回目

3時30分起床。早すぎ? 時差ぼけではない!

再び同じコースへ向かう。流石に寒い。Garminが気温5℃を指している。こんなこともあろうかと、真冬装備を持ってきてよかったぜ。3本登るつもりで、1本目スタート。強度を抑えているというのはあるが、あまり心拍が上がらない。おそらく寒さも影響していたのだろう。特にしんどさを感じることもなくゴール。14分34秒。

ところが、下山中に痛恨のリム打ちパンク。予備チューブはホテルに置いていてしまったので、泣く泣く撤退。余裕でホテルの朝食時間1番乗りを果たす。

この日は夕方にウェルカムレセプションがあったのだが、15時半(笑)からレセプションまでの間に現地の方が観光案内してくれた。現地の方の複数の提案の中から選ばれたのは、ウォーキング。目的地は……

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まさかの訪問4回目。いやぁ、昨日の夜と今日の朝に自転車で来たんだよって話をしたら、えらく関心されたw 砂利道を歩いて山頂へ。

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フィヨルド。いい眺めだ。

この日はレセプションで夜がつぶれ、疲労もたまっていたためライドには行かず。

走行5回目

朝も珍しく寝坊。次のライドはのチャンスは、仕事終わりと夕食の間だった。夜に強度を上げようと考えていたので、その辺をサイクリングする。

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クリスチャン要塞。なんか絵本に出てきそうな写真になったな。

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案内図の前でパシャリ。当然読めるはずがない。

この後、ホテルに戻ろうと坂道を下っていたらまたもやパンク……5回のライドで3回パンクとかついてない。予備チューブは2本しか持って生きてなかったので、この時点で次の走行は不可能となってしまった。

また、自転車用のリフトがあるというまさにその坂でパンクしてしまったのだが、パンクに気を取られて完全に写真を撮るのを忘れてしまった。ということで、Wikiのリンクでも引っ張っておくことにする。

トランペ自転車リフト

帰国

帰りもスムーズに自転車を分解してスーツケースに収めることができた。帰国後に確認された破損もなし。なかなか頑丈だな。

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まとめ

パンクしまくって思ったほど走りこむことはできなかった。しかし、海外で実際に自転車で走行するという貴重な体験をすることができた。反省点を上げるとすれば、予備チューブをちゃんと持ち歩くべきだったことと、もう少し耐パンク性のあるタイヤを選ぶべきだったことか。

PATTO BIKEの感想

そこまで距離を走れてないし、小径車が初めてなので比較対象がないけど、十分トレーニングに耐えうる機材だと思った。スーツケースにポンッと放り込んで持っていける(今回はそうでなかったが)のは便利だし、標準的なロード用のパーツをほとんど流用できるというのは魅力的だ。基本的に輪行はしない主義だが、遠出する機会があってかつロードバイクを持っていけないような状況で、今後重宝するだろう。

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