第4回伊吹山ドライブウェイヒルクライム エキスパートクラス3位

運も実力のうち? エキスパートクラスデビュー戦で、まさかの3位表彰台を獲得した。

伊吹山ヒルクライムは、昨年残雪の影響で短縮コースだったものの、年代別で優勝した思い出深い大会だ。今年は暖冬だったおかげでフルコースでの開催となった。コースプロファイルは、全長14.9km、平均勾配6.9%。緩斜面と急斜面が交互に現れる、ペーシングが難しい難易度高めのコースである。今回はエキスパートクラスにエントリーした。上位クラスデビュー戦である。

実は、前半戦のピークは密かにここと八ヶ岳に持ってこようと思っていた。しかし、過食症が発症しその目論見は露と消えた。今思えば、菰野の2週間前がピークだったように思う。ピーキングを否定する人もいるが、優勝を狙うのであれば高いパフォーマンスを発揮しなければなかなか難しいので、私はピーキング派だ。目標は、6位以内の表彰台確保だ。

短期減量の結果

過食症のせいで半ばやけになっていたが、精神的に落ち着いてきたらやる気が少し戻ってきた。しかし、体重は58kg近くまで増加。通常、レース時には54kgまで落とすので大問題である。短期減量は体の負担が大きいのであまりしたくはないのだが、それでもあがいて体重を減らすべく努力した。大会前日の朝に体重を計ったら、55.00kg。まじか、当日にこの体重をキープできたら、少しはましな勝負ができるんじゃね……? と思ったが、土曜日は個人的な用事がいろいろ忙しくお腹が減ってしまい、ラーメンにチャーハンという鉄板の炭水化物お昼ごはんメニューを食べてしまう。おかげで非常にアクティブに活動できたのだが。

で、運命のレース当日。結局体重はこうなった。

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どーん。56.90kgまで戻りましたとさ(涙 やはり減った大部分はグリコーゲンだったか……。ということで、エキスパートクラスデビュー戦にもかかわらず、レース時体重は過去最高を記録してしまった。

機材

前回の菰野ヒルクライムでは、フロントをTCR Advanced SL完成車付属のカーボンクリンチャーSLR0、リアをWH9000-C35-TUで臨んだ。今回は、チューブラーとクリンチャーの差違を確認したかったため、前後ともにSLR0で行くことにした。また、リアタイヤにP-SLR1を新たに購入し装着した。このタイヤ、SLR0に最初からついているタイプと同じものである。

ということで、アルミステム以外はほぼ電動Dura-Ace完成車 (TCR Advanced SL 0) 仕様である。

レース当日

2時40分起床。朝食はいつも通りフルーツグラノラハーフ。今日は控えめに(笑)400gほど。

今回はゆるんと一緒に行くので、自宅まで拾いに行く。4時過ぎに迎えに行くと、なんとヘルメットがないらしい。実は、前日の土曜日に偶然ジャイアントストアでゆるんと遭遇し、自転車を車に積んでおいたのだが、その際店に置き忘れてきたらしい。当然、この時間にヘルメットを売っている店などあるはずもなく。

しかし、私はすぐに予備のヘルメットがあることに気付いた。

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1年前、伊吹山ヒルクライムで優勝したときの副賞である。まさか、こんな時に役に立つとは思わなかった。こうして、伊吹山でもらったヘルメットは1年ぶりに伊吹山へ戻ることとなった。

いったん家に戻ってヘルメットをピックアップしてから再出発。高速道路を飛ばし、現地には6時過ぎに到着。有料の優先駐車場は手配できなかったので、無料駐車場へ向かう。レース会場に近いP4がまだ空いていたので、そこへ滑り込んだ。

今回は、とても余裕をもった行動ができた。受付をすませ、7時半頃アップ開始。20分流したのち、5分平均284W、3分流してから2分315Wを2本(レスト1分)、最後に7分流して40分でアップ終了。まだ時間があったので、ついでにゆるんもローラーでアップ。

レース会場に移動すると、チームメイトが集まっていたので挨拶。ジャイアントストア大阪の店長とも遭遇。一緒にいた名古屋のお客さんともご挨拶。スタート地点への移動が始まるときに、天狗党の森田さんに声をかけられご挨拶。最近知り合いが増えて楽しいわ。スタート地点で、ブログつながり(?)の木村さんとご挨拶。なんか「初めまして」とか言ってしまったけど、去年のツール・ド・おきなわで遭遇してたのを忘れていた。申し訳ない。

それにしても、兼松さんがいない。顔を知らないので何とも言えないが、どうやら乾さんもいない。2人とも実業団かな? あれ? これ入賞どころか3位表彰台のチャンスじゃね? 前の記事で、私よりも実力が上そうな名前を挙げた5人の内、2人が消えたことになる。しかし、油断は禁物。どんな伏兵がいるかわからない。あれこれ考えながら、スタートの時を迎えた。

レース本番

エキスパートクラスでも、計測方式はネットタイム。矢部さんや森田さんは、やはり後方に待機している。自分は、2人より前でいいけど大部分の人よりかは後ろでスタートすることにした。

レーススタート。ストラーダレーシングの人がファーストアタックをかけているのが見える。さらに、一番後方から矢部さんがものすごい勢いで飛び出していく。このアタックには誰もついて行かず(と言うか、ついて行けず)。内心、この時点で矢部さんの3連覇は決まったな、と思っていた。

たれてきたストラーダーレーシングの人を吸収し、メイン集団2番手につける。しばらくして、森田さんがペースアップしたので追いかける。ここで集団は一気にセレクションがかかり、森田さん、ぴっとレーシングチームの井上さんと私、少し遅れて南雲堂の佐藤さんとなる。数分間何とか耐えていたのだが、これは食らいついたら潰されるパターンだと悟り、自分のペースを守るべく後退。森田さんと井上さんが先行し、私は徐々に2人から離されていった。ここで、佐藤さんが私に追いついてくる。

井上さんは後ろから見ていて明らかにきつそう。案の定落ちてきたので吸収し、森田さんを追うべく3人で少しローテーションを回す。このときは、3対1ならまだ森田さんに追いつけると思っていた。しかし、協調できたかと思った次の瞬間、するっと佐藤さんが抜け出す。まじか……。この瞬間、森田さんを追走するのはあきらめ、タイムも捨て、3位争いに徹することに決めた。

2人でローテーションして佐藤さんを追うが、私が前に出たときは佐藤さんに近づき、井上さんが前に出たときは離されるという、とても嫌な展開。正直、ローテーションしている意味がない。かといって、私が一本引きしてしまうと井上さんに利することになる。どこかで抹殺しなければ私に活路はない。だが、今の私の状態でそんなことができるのだろうかと不安がよぎる。意を決して、勾配が上がるタイミングを見計らって350W、6倍界王拳炸裂。井上さんを切り離し、佐藤さんまでジャンプアップすることに成功する。

しばらく佐藤さんの付き位置で様子をうかがう。私が追いついてきたことに佐藤さんは気づいているはずだが、ローテのサインはしてこない。ありがたく後ろで体力を温存する。何回か佐藤さんがペースアップを試みてきたが、特に強烈というわけでもなく問題なく対応。緩斜面区間を抜けて勾配が再びきつくなったところで、佐藤さんのペースががくっと落ちた。わざと私を前に出そうとしたのか、オーバーペースで力尽きたのかはわからない。迷わず前へ出た。あっさり突き放すことに成功したので、恐らく後者だったのだろう。

後は、後続に追いつかれないよう自分のペースを守りつつ、ゴールを目指すだけだった。たんたんと280Wほどで踏み続ける。結局、47分51秒、平均278W、パワーウェイトレシオ4.9W/kgでゴール。なんとか3位を確保することができた。

動画はこちら。

タイムは総合で8位くらい。タイムは他の年代別の選手数人に負けているし、パワーやパワーウェイトレシオもはっきり言ってエキスパートクラスで表彰台を争うレベルではなかった。実際、割と余力が残っていた。しかし、レースはレース。タイムを捨てて勝負に徹した結果、3位という結果を得ることができたのは素直にうれしい。

レースを終えて

優勝はやはり矢部さん。しかし、最初から最後まで独走かと思いきや、森田さんが追いついたらしい。すげぇ。森田さんはゴール前スプリントで負けて2位だったが、もはや雲の上に行ってしまった感じ。とりあえず、今の実力と体重ではいかんともしがたい。

頂上で矢部さんや森田さんとお話しした後、ゆるんやチームメイトと合流。しばらく談笑した後、第3陣で下山。駐車場に戻って帰り支度をした後、表彰式のために会場へ戻る。会場で森田さんとだべっていると、グランペールのniko chanさんが颯爽と現れた。あいかわらずのがりがりっぷりにびびる。森田さんが2位、私が3位という結果を伝えると、ものすごく喜んでいた。後で、実業団E2で優勝したことを知る。おめでとう!

で、表彰式。

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まさかこの体重、この不調の中で3位に入るとは思ってもみなかった。

チームメイトも活躍。MTBの部ではYAMADAさんが2位!

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表彰状を受け取るYAMADAさんと、その様子を撮影するSunzoku 1号さんの図

また、男子Fでダンディーnovさんが5位入賞!

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今回のチームブログはnovさん担当らしいので期待。

表彰式のスタートが遅かったので帰りが遅くなってしまったが、17時過ぎに帰宅した。

まとめ

私より明らかに実力が上の2人がDNSというラッキーもあって、エキスパートクラスデビュー戦で3位表彰台を獲得することができた。もちろん、来年は実力でリザルトをもぎ取りに行く。

次戦は、来週のツール・ド・八ヶ岳。チャンピオンクラスに出場するが、メンツがえぐい。間違いなくラッキーはない。完膚なきまでに叩きのめされるだろうが、できる限りのことをやって楽しんで来ようと思う。

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